「FGO」で学ぶ!「投資」と「投機」について

らび

くろ、聞きたいことがあるんだけど…

くろ
今日は何が聞きたいの?
らび
最近ニュースやネットでも、「将来のために投資をすべき!」って、株や不動産が話題になってるけど、そもそも「投資」って漠然としかわからなくて…
くろ
たしかに最近、「投資」についてはよく取り上げられているね!
らび
それと、似た言葉で「投機」っていうのも聞くんだけど、「投資」と「投機」の違いって何?
くろ
投資」と「投機」は似た言葉だけど、意味は異なるんだよ!
らび
そうなんだ!でも、難しい言葉で説明されても理解できないから、身近なもので例えて教えてほしいな!
くろ
そうだよね…。なら2人ともやっている「FGO」を例に出して、「投資」と「投機」について説明していくね!

「投資」と「投機」について    

今回は、最近話題の「投資」について、「投機」との違いに触れながら、「FGO」を通して解説していきます!
「FGO」を知っている方であれば、この記事を読めば「投資」「投機」について理解できると思います。
それでは早速説明していきます!(この先の記事では「FGO」の多少のネタバレを含みます。その旨を了承した上でご覧下さい。)

 

 

①「投資」と「投機」の意味

まずは、辞書的な「投資」「投機」の意味ですが、まず「投資」

利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと。

引用元:goo辞書 国語辞書(URL:https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%8A%95%E8%B3%87/)

とあります。つまり「投資」は、将来を見越して長期的なスパンのものに資産を投じ、投じた資産以上のリターンを期待する行為のことです。
そこには少なからずリスクはありますが、長期的スパンで見ているため、リスクは比較的少ないと言えます。

 

続いて「投機」については

 利益・幸運を得ようとしてする行為。

 将来の価格の変動を予想して、現在の価格との差額を利得する目的で行われる商品や有価証券などの売買。

引用元:goo辞書 国語辞書(URL:https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%8A%95%E6%A9%9F/)

とあります。つまり「投機」は、現在と比べて比較的短期的なスパンのものに資産を投じ、投じた資産以上のリターンを期待する行為のことです。
短期的であるため、ギャンブル性が強く、比較的高リスクであると言えます。

 

「投資」「投機」は似た言葉ですが、少し違いが見えてきました。ものによってリターンの大きさは変わってきますが、

「投資」は、①長期的 ②比較的ローリスク

「投機」は、②短期的 ②比較的ハイリスク

の行為を指すことが多いです。さてこの2つを「FGO」に当てはめて考えていきましょう!

 

②「FGO」とは

FGOの説明写真,アマゾンへリンク

FGO」とは、「Fate/Grand Order」の通称です。「Fate/Grand Order」とは、ゲームブランド「TYPE-MOON」が製作したスマートフォン向けゲームアプリです。「サーヴァント」と言われる、歴史上の偉人・英雄・神々を召喚、使役し、その「サーヴァント」たちを中心に物語が進行していきます。遊んだことがない方は、ぜひダウンロードしてみて下さい!
ここからは「FGO」をプレイしていることを前提にお話ししていきます!

 

③「FGO」における「投資」

さて、ここでは「FGO」における「投資」について説明していきます。
一見すると「投資」と「FGO」は、関係のないものに思えるかもしれませんが、「FGO」の中にも「投資」の概念が存在します。

その1つが「サーヴァントの育成」です。

例えば

スカサハ=スカディスキルレベル1

「FGO」をプレイしている人はご存知、「スカサハ=スカディ」です。上記の「スカサハ=スカディ」はほぼ育成されていない状態のものです。
前提として、「スカサハ=スカディ」は「人権(所持していることが必須)」とも呼ばれるほどで、育成するとストーリー、周回で大活躍するサーヴァントの1人です。しかし、その育成難易度は高く、レベル90、スキルオール10にするのにQP(「FGO」内のお金)だけ見ても、「167,600,000 QP」(一億六千七百六十万)もかかり、さらに多数の素材を要します。

しかしながら、それだけの費用・素材を投じるほどに、「スカサハ=スカディ」の育成には価値があると言えます。

スカサハ=スカディスキルレベル10

「スカサハ=スカディ」の育成をする恩恵としては、(他の所持サーヴァントの育成度合いにもよりますが)

①周回の時間が圧倒的に短縮される。

②高難易度・ストーリーの攻略も容易になる場合がある。

③フレンド申請が増える。また、フレンドに使われやすくなり、フレンドポイントが多く貰える。

 

などが挙げられます。つまり、「スカサハ=スカディ」の育成は、投じた費用・素材以上のリターンが期待できる行為、つまり「投資」と言えるのです。育成には時間がかかりますが、育成した後の能力は保証されています。長期的だが比較的ローリスク、この2点が「投資」と共通しています。

どのサーヴァントの育成も、大小はありますが、育成しきるとある程度のリターンを期待できるため、「投資」と言えるでしょう。ただしこれは、現実の「投資」と同じく、「投資」するものによって差があるのです。

もちろん、「FGO」におけるサーヴァントの育成は、見返りを求めて行っているとは限りませんので、ここではあくまでも「投資」をわかりやすく説明するための例えとして言及しています。

 

④「FGO」における「投機」

さて次は「投機」についてです。
「FGO」の中にも「投機」に近いものは存在します。
その1つが、「聖晶石召喚」すなわち、「ガチャ」です。

ストーリー聖晶石召喚

投機」の特徴として、①短期的 ②比較的ハイリスク の2つを挙げました。

ガチャはどうでしょうか。ガチャは、引いた瞬間に結果が出ます。つまり短期で結果が出ます。しかし、いつも良い結果とは言えません。

狙ったものが出ることもあれば、出ないこともあります。つまりハイリスクです。この2点において、ガチャは「投機」であると言えます。

しかし、当たった時はとても大きなリターンになる場合がありますが…やりすぎには注意しましょう!

 

 

まとめ                              

今回は「投資」と「投機」について、「FGO」を通して紹介してきました。

投資」=長期的、比較的ローリスク、「FGO」で言うと「サーヴァントの育成

投機」=短期的、比較的ハイリスク、「FGO」で言うと「ガチャ

であると言えます。もちろん、「FGO」に関わらず、日常の様々な場面に「投資」と「投機」の概念は存在します。
皆様も、「投資」と「」を理解し、日常の中で探してみましょう!

 

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